ページ

ラベル Sri Lanka の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Sri Lanka の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2010年3月24日水曜日

スリランカ旅行 21

21日目 (2010/1/25) コロンボ


今日がスリランカでの最後の日だ。

宿は24時間制なので、3日前にチェックインした時刻、14時まではいられるのだが、まだコロンボの観光をしたいので、朝からチェックアウトして出かけた。
空港に行くのが夜なので、それまで重い荷物を預かってもらおうとフロントに言ったらあっさり断られた。


きのうと同じ店で朝飯。南インドで好きだったイドリーとドーサ。インドで食うほどうまくない。

駅へ行って前にも利用したクロークルームに行くと、ロッカーがいっぱいで預かれないと言われた。

さあ、困った。

いろいろ考えを巡らせて、とりあえず駅前大通りを渡り、ざわめく商店街の路地を入ったところにSouth Asia Rest という安宿を見つけた。夕方7時まで部屋を取りたいんだがというと、一泊の部屋代の半額、Rs.600 で鍵をくれた。クロークルームの10倍だがしかたない。まあよかった。
荷物だけ置いてすぐ出かけた。

駅前で市内バス(Rs.12)に乗って、シーマ・マラカヤ寺へ。ジェフリー・バワという世界的に有名な建築家の設計したお寺。なるほど、池の中に立つ建物は涼しげな造りで、シンプルなシルエットがいい。




そこから、さっきのバスの10倍の値段を払ってトゥクトゥクに乗り、国立博物館へ。このトゥクトゥクは珍しくメーター付きなのだが、道を知らない兄ちゃんが運転しているので余計に時間と金がかかった。


国立博物館は、まあおもしろかった。しかし古い建物なのでクーラーもなく、開け放した大きな窓からはぬるい微風が入ってくるだけ。展示物も比較的多く見ごたえはあったが、疲れた。



疲れたし、だれもいないから寝た。




博物館裏のCanteen でコーラを飲む。カラスとリスが残飯争いをしていた。




そこから暑い日差しの中、隣の広大な公園を通り抜け、屋台のおばさんから、ナツメとオリーブのあいのこのような果実のチリ漬けを買うが、まずかった。




市庁舎の横の通りを渡ったところにある、パラダイス・ロードという雑貨屋に入って、土産物をあさる。


布や食器、人形、石けん、おしゃれなものがいっぱいあり、お客も洗練された女性が多い。二階のカフェでコーヒーとケーキでまったりしたが、二人分で2,000以上と日本でも払ったことないような料金を取られた。




トゥクトゥクで、B.M.I.C.H. という国際会議場へ行った。門番の制服が数人、聞いてみるとあっさり通してくれた。



中国が寄贈したという建物は、近づいてみると非常に大きく、人民大会堂をほうふつとさせる。入ろうとするとあわてて近寄ってきた警備員が、工事中だから入れないと言った。残念だがしかたない。ガラス越しに中を見ると、周恩来が視察している絵や、中国語の案内板が見えた。ぐるっと一周する。建物横に古い型のバスが、放置されているのか展示しているのか、置いてあったがなんだろう。正面アプローチ横の芝生でアーチェリーの練習をする職員一人。



そこを出ると、もう日もだいぶ傾いてきた。
適当にバスを乗り継いで、フォートに戻ってきた。
国営の土産屋デパート・ラクサラは既に営業終了。ペターへ歩き、最後のカレーを楽しむ。

宿に戻ったのが6時半で、とりあえず共同シャワーで汗を流した。昼間来た時はガラガラだったが、いまはスリランカ人の宿泊客がいっぱいだった。


約束通り、7時にチェックアウト。
香辛料を買いたいというので、うろうろ探したがなかなか見つからない。思い当たって、通りを渡って私営バスターミナル横の野菜バザールに入ると、どこにでも売っていた。ガラスケースに入った黄色や赤、茶色の粉を、においを嗅いだり説明を聞いたりして、ターメリック、チリなど買った。ビニール袋に入れられて渡されたが、100gでRs.50だったかな、さすがに安い。

ペターのはずれの空港バスに乗ったのは8時前だった。出発を待つ間、ナッツを買った屋台のおっさんが、かっこ良かった。



バスは町を出るまで、ずっと呼び込みしながらゆっくり走った。
町を出ると、米国系ファストフードや地元系ショッピングセンター、おしゃれ家具屋や服屋など、割とにぎやかな街道を走った。初日の深夜走った、真っ暗な道とは全然違う雰囲気だ。別の道なんだろうか。
それも次第に田舎道の闇が濃くなり、やがて空港への道を曲がって、ひっそりした小さなバスターミナルへ入る。運転手に教えられて乗り換えたシャトルバスは、日本語の注意書きシールもついたままの日本製バスだった。しばらく待ってから出発したが、スリランカに来て初めての自動ドアのバスだった。

空港前の検問所では、他の人たちは降りて歩かされ、何か手続きしていたが、俺たちはバスに乗ったまま通過。何となく悪い気がした。

空港には9時半に着いた。出発は深夜0時過ぎ。

窓からは真っ暗な大地にところどころ光の固まりが見えただけ。行きも帰りも深夜の飛行機というのがもったいない。それにしてもスリランカ、期待以上に楽しかった。ぜひまた訪れてみたい。

これにて、完了。あとはおまけの香港だ。

2010年3月22日月曜日

スリランカ旅行 20

20日目(2010/1/24) コロンボ


コロンボ近郊の聖地キャラニヤへ行くつもりで、バスターミナルへ。





バスターミナルではキャラニヤに行くバスがどれか見当もつかず、窓口に聞いてもはっきりしない。制服のおっさんに聞いたら、いろいろ聞き回ってくれたが結局分からず、どうもターミナルの外らしいとのことだった。
外に出て、バスがたくさん通りそうな交差点に立つ。ガイドブックに載っていたバス番号をたよりに、来るバス来るバスのフロントの番号を見ていると、若い兄さんがどこに行きたいんだと聞いてきた。キャラニヤだというと、50mほど先に止まっているバスがそうだと教えてくれた。なあんだ。
しかし、スリランカでは都会でも親切な人が多い。声をかけてくる人には一応多少の注意はしているが、他の国ほど警戒しなくてもいいみたい。とにかく兄さんのおかげでキャラニヤへ行くことができた。


ここは・・・ なんだっけな。ラジャ・マハー寺院という聖地で、仏陀が来たことがあるといわれているところなんだそうだ。


菩提樹。プラ瓶に水を汲んでささげる。


ユーモラスな壁の彫刻

堂内の壁画



のんびり見学して、また1時間ほどバスに乗って2時ごろコロンボに戻ってきた。
バスターミナル付近の露天や店が建ち並ぶにぎやかな一角で、南インドの食堂を見つけて入った。
カレー2種がついた定食。席を回ってバケツ風の容器でソースを配っているおっちゃんに、少しソースをかけてもらう。タピオカのデザートもついている。コーラも頼み、これで二人前でわずかRs.160 と脅威の安さ。しかもうまい。
今までゲストハウスとかで食ってきた食事が、比較的高いというのは分かっていたけれど、何分の一かの値段でこれだけうまいのが食えるって・・・
明日も来ようと思った。



いったんホテルに戻って休み、4時ごろまた出かけた。

ペター地区からフォート地区へ、ぶらぶら気ままに歩く。
モザイク模様のモスクや、極彩色のヒンズー寺院を見物。
休日のせいで、人もまばら。通りで堂々とクリケットする兄ちゃんたち。



選挙が近い。ミスター・ラジャパクサの笑顔

フォートのバリケードの向こうに時計台が見えた。身体検査をして通行が許可されたが、そこまで行ってみると時計台の他には特に何もなく、それ以上行けないということで、戻って来た。



それから海岸方面へ歩き、ゴール・フェイス・グリーンという広大な緑地へ。
家族連れ、友人グループ、カップルなどがにぎやかに楽しんでいる。




ゆでたトウモロコシをスリランカではよく食った。どこで買っても固くて、ここのも例外ではない。でも甘みのなさと歯ごたえのよさが、何となく味わい深く、食っていて気持ちがいい。きれいに芯から実が取れるのもいい。子供の頃食ったトウモロコシはこんなだったと思う。今の日本のは、甘すぎる。



ゴール・ロードを歩いてショッピングセンターへ行ってみたが、そこも休みだったのでバスに乗って帰ってきた。道ばたで売ってたマンゴーを8個も買って、部屋でぜいたくに丸かじり。



2010年3月18日木曜日

スリランカ旅行 19

19日目(2010/1/23) ゾウの孤児園へ


朝9時に出て、バスターミナルからキャンディ行きのバスに乗り、ピンナワラを目指す。
ジャングルで母とはぐれたりしたゾウの孤児園がそこにあるのだ。

バスは、異様に遅かった。市内を出るまで、客集めでノロノロ、町を出ても、片道一車線はノロノロ。しばらくは時速30kmくらいで走っている。
満席で立つ人も多かったが、幸い最前列に座れた。3人がけで、俺たちの隣に若い男が座っていたのだが、途中で坊さんが乗ってくると、さっと立って譲った。窓の上に、for clergy と書いてあったから、この席は、坊さんが来たら譲らなければいけないらしい。さすが仏教の国だ。ん?ヒンドゥとかムスリムの聖職者にも譲るんかな?
田舎へ来てようやくまともに走るようになったが、途中の町々ですぐ渋滞にはまる。青いリボンが大量になびいているのを見るにつけ、選挙活動もピークに近づいていることを実感する。

3時間かかってようやく80km先の町、キャーガッラまでやってきた。ここの渋滞も何とか抜けて、郊外の分かれ道で降ろしてもらった。乗り換えるバスはこの分岐点でつかまえる。角のパン屋で、軽食とお茶を飲んで待つ。
しばらくしてやってきた古いバス。山道と渓流沿いにゆっくり進む。降りる場所は、隣のおばさんに聞いたら、着いたところで教えてくれた。

ピンナワラのゾウの孤児園は、ガイドブックの情報から、さらに倍近く値上がりしてRs.2,000。二人で3,300円分だ。スリランカ人や近隣諸国の人は、何分の一も安いのに。どうも今年に入ってから、スリランカ各地で外国人料金が値上げしたらしい。

まあ文句をいいながら入ってみると、特に何があるというわけでもなく、ただゾウがいっぱいいるだけだ。


孤児を集めて世話しているというから、高い料金もしかたがないのだが、ただ見るだけというのもつまらない。ゾウ使いが手招きしてゾウに触らせてくれ、高いチップを要求するのも想定内。10だけ払おうとしたら、目もくれずに行ってしまったけど。


ゾウの肌は見かけ以上に固かった。なぐっても感じないだろう。ゾウ使いが、先端に鎌の刃をつけたような長い棒でゾウを引っ張るのも、うなずける。
盲目のゾウや、足が一本ないゾウもいた。


群れの中から子供のゾウだけ屋根つきの囲いに連れて行かれ、この園内で唯一の見せ物らしい、子ゾウの授乳が始まった。2リットルくらいのボトルのミルクを、子供とはいえ、あっという間に飲み干すのはおもしろい。




入り口付近の休憩所でコーラを飲む。ここにも日本語を話す兄さんがいた。茨城でスリランカ料理屋にいたそうだ。
そうこうしていると、地響きとともにゾウの大群がやってきた。すごい迫力。門付近に立っていると、危ないからどけと言われた。直後にその場所にもゾウたちが押しあいへしあいしながらなだれ込んできた。おお、コワ。


ゾウたちは、土産屋の並ぶ道を通って、川へ降りていった。
ここで水浴びをするのだ。




ゾウたちは思い思いの場所に行き、水に浸かるのもいれば、鼻を使って体にシャワーしたり、向こう岸まで行って草を食っているのもいる。見ているだけでおもしろいし、見飽きない。ゾウってかわいいんだなあ。

川を見下ろすレストランで、ボーイが勧めるカレーセットを断り、パスタを注文したがまずかった。それでいて、今回の旅で一番高い食事になった。ライオンビールはうまかった。

飯が終わると、ゾウもそろそろ帰る時間だ。たくさんの観光客にエサを投げられながら川からあがってくる。狭い道になだれ込む。気をつけてないと、ほんとに踏みつぶされる。




ゾウたちは帰っていった。
俺たちも帰ろう。

来た時と同じようにバスに乗って、キャンディ街道でエアコン付きのコロンボ行きバスをつかまえた。今まで乗ってきたバスとは違う。2×2で、満席なので補助席に座った。
いつも思うのだが、スリランカのバス乗務員はかっこいい。バスの男たちは若いのも年寄りも、寡黙な人もおしゃべりも、みな顔つきがいい。仕事に誇りを持っているように見える。まるで船乗りみたいに。
このバスの運転手も集金係もそうだった。壮年の体格のいい男たち。ミラーに見える目つきは鋭く、ふんぞり返っているようにも見えるが、それでいて親切だ。

行きよりも帰りは速かった。

ホテルでシャツを脱ぐと、背中一面に水泡が。日焼けで皮がむけ始めたのだ。嫁の体も同じようになっていた。恐るべきヒッカドゥワの太陽光。つぶすと汗がびちゃっとする。痛がゆい。

2010年3月17日水曜日

スリランカ旅行 18

18日目(2010/1/22) コロンボへ移動


チェックアウトする前に、もうひと泳ぎした。
海辺から離れる時は、いつも妙な名残惜しさがある。未練がましく振りかえる。


ヒッカドゥワの駅から、列車に乗る。マータラから来た列車は、やや遅れて11時半出発。2等車Rs.160。



ヤシの木や湖沼や海岸の見飽きない風景。南インドの列車を思い出す。ケララ州を走るのもこんなだった。
途中から窓際に座れたのが運がいい。海沿いのバラックの密集した村をいくつも過ぎる。この辺もおそらく津波の被害があったんだろう。しかしそれを感じさせるものは、俺にはあまり見えなかった。


マウント・ラヴィニヤを過ぎて、前方にコロンボのビル街が見えてくる。この辺りで汽車は、ほんとうに海岸ぎりぎりを走る。窓外の180°が海というのがすばらしい。能登半島で砂浜を走るバスがあったが、あれよりも感動した。



コロンボ・フォート駅には13時半に到着。これにてスリランカ一周完了。一周といってもだいぶ内回りの一周です、はい。それにコロンボを出た時と同じ列車で戻ってきたというのが面白い。そう、この列車はマータラ発ヴァブニヤ行きだったのだ。


すぐに駅前ペター地区の、裏通りに宿を取る。窓もない部屋でベッドも気持ち狭い。これで、Rs.1,300。
休んでから、午後3時ごろ出かけた。
ホテルの周りは野菜やら何やらの卸問屋が密集し、大八車やトラックが入り乱れる。




ショッピングのため、コロンボ南部に行きたかった。駅前で市内バスを探すがどれがどこに行くか見当もつかないので、だいたいの地名を言ったら適当なバスに乗せてくれた。一人わずかRs.12。

バンバラピイティヤ地区には、おしゃれな雑貨屋や、ツーリスト向けの適当なおみやげ屋、大きなショッピングセンターがあった。いろいろ見て回り、適当に買い物して、楽しんだ。嫁がこれで機嫌よかったのが何より。