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2010年2月6日土曜日

朝青龍引退

朝青龍の引退は突然だったが、ある程度予想はされていたと思う。

本人への批判、協会への批判と、世論は様々に渦巻いているようだが、大方の意見は、この結果もやむを得ないという雰囲気になっているようだ。

俺は朝青龍が好きだった。白鵬の次に好きだった。彼の相撲にどれほど興奮したことか。

この結末は、俺にとって非常に後味が悪い。協会は彼を野放しにしてきたのだから、最後まで放っておいてほしかった。彼の無法ぶりを、ぼろぼろになるまで見ていたかった。そして最後に解雇という形になっても、この曖昧模糊とした決着よりも、遥かにドラマチックではないか。彼は日本的な小さな枠には、決して収まらない。そしてそうした彼の姿に勇気づけられる人も多かったろうに。
世界の大半を征服したモンゴル人も、日本人の島国根性、村社会のイジメ体質には勝てなかったということか。イラクでの人質、ホリエモンなどなど、この国で繰り返されてきた社会的リンチは、今回もまた日本に大きな財産を失わせてしまった。

2010年2月3日水曜日

HSK試験結果


昨年12月に受験したHSK試験(漢語水平考試)の結果が郵送されてきました。

なんと本人もびっくりの7級(中等B級)です。

内訳は、听力が6級レベルでしたが、语法、综合が7級、阅读に至っては8級レベル。総得点で7級認定。
運転中に嫁さんに封筒を開けてもらって、中等B級と教えてもらったときは、とっさには信じられず、何度も聞き返しました。信号待ちで証書を見たときは、目を疑いました。
いやあまさかこの俺が、そんなに高い級を取るなんて。

10年以上前に1年間留学して身につけた中国語でしたが、その後はほとんど使う機会もなく、だいぶさびついていました。
西安出身の嫁さんをもらってから、また少し中国語が身近になってきたけれど、とくに熱心に勉強することもなかった。ただ、今後の人生を考えたとき、何か自分の能力を証明できるものを作っておかなければ、という漫然とした理由から受験した、今回のHSKでした。
仕事の休憩時間にコツコツと問題集をやっていた甲斐があった。今はもう、その仕事もないけど(笑)。

やっぱり嬉しいものです。たとえそれが錯覚だとしても、意外と自分はできるんだと思えただけで。

お祝いに、今夜の夕食は、好物の鶏の足と、ブラックニッカです。