ページ

2010年3月31日水曜日

スリランカ旅行 帰国

24日目(2010/1/28)


楽しかった旅も最後の日。
朝6時過ぎに宿を出て、地下鉄で東涌へ。朝ご飯はおかゆが食べたかったのに見つからず、マクドナルドしか開いてなかったのでそこで食う。

そこからバスで空港へ。近いのに、航空会社などいろいろ立ち寄るので時間がかかった。
チェックインしてみると予定の飛行機がキャンセルで、20分早い便に回されてしまった。

9時過ぎに出発。機内でTimetraveller's Wife という映画を楽しんでいたのだが、思ったより到着が早く、最後の10分が見られなかった。

2時前に到着。なつかしの愛車を運転し、途中で寿司を食って、栃木の家に着いたのは7時。
楽しかった3週間の旅、完了。

スリランカ旅行 香港立寄編 2

23日目(2010/1/27) 香港


二人とも旅の疲れでなかなか起きられなかった。午後になってやっと宿を出た。

去年も来たので特にどこに行きたいわけでもなく、ネーザンロードや一本裏の道をぶらぶら南下。


雲南米線を食う。うまい。







香港島に渡って、なんとなくトラムに乗って、適当な場所でなんとなく降りて、大好物の蛋达という玉子のタルトのような菓子をパン屋で買い食い。焼きたてのこれがうまいのなんの。



中環からフェリーで尖沙咀へ戻る。

前回見られなかった夜景のレーザーショーを見た。なかなかよかった。




スリランカ旅行 香港立寄編 1

22日目(2010/1/26) 香港


CX710便は、明け方シンガポールを経由して、昼前に香港に到着。
コロンボからの便の機内食は緑米のカレー。香港に着く前は、ピータンのおかゆ。それぞれうまい。

空港から市バスですぐ近くの東涌へ。そこの大きなアウトレットビルのフードコートで昼飯。
アジア各国の料理のブースがあり、俺はマカオ料理の海鮮丼みたいなものを選んだ。


だいぶのんびりした。地下鉄に乗って、繁華街の旺角へ。
事前にネットで調べておいた先達広場というビルに行ってみる。小さな携帯電話ショップなどがぎっしり詰まっている、秋葉原のなんとかビルみたいだ。そこの11階、中信賓館に行くが予約がないとダメだよとインターホンで断られてしまった。このビルは中央が大きな吹き抜けのコの字型で、通路から下を見ると、10階にもホテルがあったので行ってみた。
京華賓館。のんびりしたおばさんがやっている宿で、この階のいくつかの部屋を細かく間仕切りしてホテルにしている、重慶マンションなんかにもよくあるタイプ。狭い狭いツインだが、一応シャワーもついている部屋に入った。260香港ドル。もう4時になっていた。

二人とも寝不足なので昼寝、というか日暮れ寝。

夜9時頃出て、近くをぶらぶらする。遅くまで人出が多い。
有名な女人街も近くだ。





ガチョウの肉の照焼きのような料理を食って、帰ったのはもう12時過ぎだった。

2010年3月24日水曜日

スリランカ旅行 21

21日目 (2010/1/25) コロンボ


今日がスリランカでの最後の日だ。

宿は24時間制なので、3日前にチェックインした時刻、14時まではいられるのだが、まだコロンボの観光をしたいので、朝からチェックアウトして出かけた。
空港に行くのが夜なので、それまで重い荷物を預かってもらおうとフロントに言ったらあっさり断られた。


きのうと同じ店で朝飯。南インドで好きだったイドリーとドーサ。インドで食うほどうまくない。

駅へ行って前にも利用したクロークルームに行くと、ロッカーがいっぱいで預かれないと言われた。

さあ、困った。

いろいろ考えを巡らせて、とりあえず駅前大通りを渡り、ざわめく商店街の路地を入ったところにSouth Asia Rest という安宿を見つけた。夕方7時まで部屋を取りたいんだがというと、一泊の部屋代の半額、Rs.600 で鍵をくれた。クロークルームの10倍だがしかたない。まあよかった。
荷物だけ置いてすぐ出かけた。

駅前で市内バス(Rs.12)に乗って、シーマ・マラカヤ寺へ。ジェフリー・バワという世界的に有名な建築家の設計したお寺。なるほど、池の中に立つ建物は涼しげな造りで、シンプルなシルエットがいい。




そこから、さっきのバスの10倍の値段を払ってトゥクトゥクに乗り、国立博物館へ。このトゥクトゥクは珍しくメーター付きなのだが、道を知らない兄ちゃんが運転しているので余計に時間と金がかかった。


国立博物館は、まあおもしろかった。しかし古い建物なのでクーラーもなく、開け放した大きな窓からはぬるい微風が入ってくるだけ。展示物も比較的多く見ごたえはあったが、疲れた。



疲れたし、だれもいないから寝た。




博物館裏のCanteen でコーラを飲む。カラスとリスが残飯争いをしていた。




そこから暑い日差しの中、隣の広大な公園を通り抜け、屋台のおばさんから、ナツメとオリーブのあいのこのような果実のチリ漬けを買うが、まずかった。




市庁舎の横の通りを渡ったところにある、パラダイス・ロードという雑貨屋に入って、土産物をあさる。


布や食器、人形、石けん、おしゃれなものがいっぱいあり、お客も洗練された女性が多い。二階のカフェでコーヒーとケーキでまったりしたが、二人分で2,000以上と日本でも払ったことないような料金を取られた。




トゥクトゥクで、B.M.I.C.H. という国際会議場へ行った。門番の制服が数人、聞いてみるとあっさり通してくれた。



中国が寄贈したという建物は、近づいてみると非常に大きく、人民大会堂をほうふつとさせる。入ろうとするとあわてて近寄ってきた警備員が、工事中だから入れないと言った。残念だがしかたない。ガラス越しに中を見ると、周恩来が視察している絵や、中国語の案内板が見えた。ぐるっと一周する。建物横に古い型のバスが、放置されているのか展示しているのか、置いてあったがなんだろう。正面アプローチ横の芝生でアーチェリーの練習をする職員一人。



そこを出ると、もう日もだいぶ傾いてきた。
適当にバスを乗り継いで、フォートに戻ってきた。
国営の土産屋デパート・ラクサラは既に営業終了。ペターへ歩き、最後のカレーを楽しむ。

宿に戻ったのが6時半で、とりあえず共同シャワーで汗を流した。昼間来た時はガラガラだったが、いまはスリランカ人の宿泊客がいっぱいだった。


約束通り、7時にチェックアウト。
香辛料を買いたいというので、うろうろ探したがなかなか見つからない。思い当たって、通りを渡って私営バスターミナル横の野菜バザールに入ると、どこにでも売っていた。ガラスケースに入った黄色や赤、茶色の粉を、においを嗅いだり説明を聞いたりして、ターメリック、チリなど買った。ビニール袋に入れられて渡されたが、100gでRs.50だったかな、さすがに安い。

ペターのはずれの空港バスに乗ったのは8時前だった。出発を待つ間、ナッツを買った屋台のおっさんが、かっこ良かった。



バスは町を出るまで、ずっと呼び込みしながらゆっくり走った。
町を出ると、米国系ファストフードや地元系ショッピングセンター、おしゃれ家具屋や服屋など、割とにぎやかな街道を走った。初日の深夜走った、真っ暗な道とは全然違う雰囲気だ。別の道なんだろうか。
それも次第に田舎道の闇が濃くなり、やがて空港への道を曲がって、ひっそりした小さなバスターミナルへ入る。運転手に教えられて乗り換えたシャトルバスは、日本語の注意書きシールもついたままの日本製バスだった。しばらく待ってから出発したが、スリランカに来て初めての自動ドアのバスだった。

空港前の検問所では、他の人たちは降りて歩かされ、何か手続きしていたが、俺たちはバスに乗ったまま通過。何となく悪い気がした。

空港には9時半に着いた。出発は深夜0時過ぎ。

窓からは真っ暗な大地にところどころ光の固まりが見えただけ。行きも帰りも深夜の飛行機というのがもったいない。それにしてもスリランカ、期待以上に楽しかった。ぜひまた訪れてみたい。

これにて、完了。あとはおまけの香港だ。

2010年3月22日月曜日

スリランカ旅行 20

20日目(2010/1/24) コロンボ


コロンボ近郊の聖地キャラニヤへ行くつもりで、バスターミナルへ。





バスターミナルではキャラニヤに行くバスがどれか見当もつかず、窓口に聞いてもはっきりしない。制服のおっさんに聞いたら、いろいろ聞き回ってくれたが結局分からず、どうもターミナルの外らしいとのことだった。
外に出て、バスがたくさん通りそうな交差点に立つ。ガイドブックに載っていたバス番号をたよりに、来るバス来るバスのフロントの番号を見ていると、若い兄さんがどこに行きたいんだと聞いてきた。キャラニヤだというと、50mほど先に止まっているバスがそうだと教えてくれた。なあんだ。
しかし、スリランカでは都会でも親切な人が多い。声をかけてくる人には一応多少の注意はしているが、他の国ほど警戒しなくてもいいみたい。とにかく兄さんのおかげでキャラニヤへ行くことができた。


ここは・・・ なんだっけな。ラジャ・マハー寺院という聖地で、仏陀が来たことがあるといわれているところなんだそうだ。


菩提樹。プラ瓶に水を汲んでささげる。


ユーモラスな壁の彫刻

堂内の壁画



のんびり見学して、また1時間ほどバスに乗って2時ごろコロンボに戻ってきた。
バスターミナル付近の露天や店が建ち並ぶにぎやかな一角で、南インドの食堂を見つけて入った。
カレー2種がついた定食。席を回ってバケツ風の容器でソースを配っているおっちゃんに、少しソースをかけてもらう。タピオカのデザートもついている。コーラも頼み、これで二人前でわずかRs.160 と脅威の安さ。しかもうまい。
今までゲストハウスとかで食ってきた食事が、比較的高いというのは分かっていたけれど、何分の一かの値段でこれだけうまいのが食えるって・・・
明日も来ようと思った。



いったんホテルに戻って休み、4時ごろまた出かけた。

ペター地区からフォート地区へ、ぶらぶら気ままに歩く。
モザイク模様のモスクや、極彩色のヒンズー寺院を見物。
休日のせいで、人もまばら。通りで堂々とクリケットする兄ちゃんたち。



選挙が近い。ミスター・ラジャパクサの笑顔

フォートのバリケードの向こうに時計台が見えた。身体検査をして通行が許可されたが、そこまで行ってみると時計台の他には特に何もなく、それ以上行けないということで、戻って来た。



それから海岸方面へ歩き、ゴール・フェイス・グリーンという広大な緑地へ。
家族連れ、友人グループ、カップルなどがにぎやかに楽しんでいる。




ゆでたトウモロコシをスリランカではよく食った。どこで買っても固くて、ここのも例外ではない。でも甘みのなさと歯ごたえのよさが、何となく味わい深く、食っていて気持ちがいい。きれいに芯から実が取れるのもいい。子供の頃食ったトウモロコシはこんなだったと思う。今の日本のは、甘すぎる。



ゴール・ロードを歩いてショッピングセンターへ行ってみたが、そこも休みだったのでバスに乗って帰ってきた。道ばたで売ってたマンゴーを8個も買って、部屋でぜいたくに丸かじり。